前回の記事でのご案内の通り、Mashmatrix Sheet リリース 28.0でのアップデートにより、「行のグループ化と小計表示」が可能となりました。この機能を具体的にどのような業務、どのような形で活用できるのか、なかなか想像がしにくいかもしれません。今回は、「行のグループ化と小計表示」の活用方法をわかりやすくお伝えするため、業務別のユースケースをご用意しました!
実際の業務におけるユースケースを通じて、「行のグループ化と小計表示」の具体的な運用イメージを持っていただければと思います。
※Salesforceデータをグルーピングして集計! 「行のグループ化と小計表示」の使い方
https://www.mashmatrix.co.jp/blog/group_raw_and_tally/
ユースケース1.
営業マネージャーが商談状況を把握したい時
営業マネージャーが現場の営業メンバーへの指示や課題抽出のため、商談一覧を把握する場合に行のグループ化を活用できます。商談状況を把握するだけではなく、データの入力や編集ももちろんでき、気になる点があれば営業メンバーへのToDoをすぐ作成することもできます。
以下の例では Mashmatrix Sheetのビュー切り替えの機能を使用し、それぞれのシートをワンクリックで素早く切り替え表示させることで、更に便利にご利用いただけます。
※Salesforceの欲しいデータに即アクセス!ビュー切り替えを有効化しよう。
https://www.mashmatrix.co.jp/blog/20200423-view-switch/
商談をフェーズごとに見る
商談パイプライン上でどのフェーズでどれくらいの量が(商談数、商談金額ともに)集まっているかをマネージャーが把握することで、フェーズごとに施策の戦略を立てることができます。
もし早いフェーズの商談が多ければ、期待金額は低くなるが、一定数がなければ掘り起こしが足りない(パイプラインが早々に枯渇する可能性が高い)といった分析がしやすくなります。
商談を担当者別に見る
営業メンバーが抱える商談を一覧し、担当者がそれぞれどのくらい商談を持ち、ポテンシャルがあるのかをマネージャーが把握します。案件数が足りなければ新規発掘に力をいれるようにメンバーに促します。
商談を完了予定日別に見る
四半期や月ごとの完了予定の商談をマネージャーが把握します。年間売上目標を達成するために四半期や月ごとの売上予測を確認し、プランを実行していきます。
ユースケース2.
セールスメンバーが商品ごとの売上予測を入力したい時
月々の売上が変動するような従量課金のサービスの場合、セールスメンバーが自分の担当する商談の月々の売上を予測して入力することがあります。このような場面にも行のグループ化を活用できます。
商品の売上予測を入力するシートにおいて、商談でグルーピングすることで、各商談の商品ごとに予測値を入力できます。
Mashmatrix Sheetの時系列マトリックス変換機能をあわせて使うことで、月々の予測値を時系列で入力するとともに、各商談の月次の合計を確認することが可能です。
※Salesforce上での予実データ管理が実現!「時系列マトリックス変換 」がリリース
https://www.mashmatrix.co.jp/blog/20200131time-series-matrix/
まとめ
Mashmatrix Sheetの「行のグループ化と小計表示」機能の活用ユースケースについて紹介しました。
具体的には、
- 営業マネージャーが商談状況を把握し、営業メンバーへの指示や課題抽出に役立てることができる
- セールスメンバーが各商談の商品ごとに予測値を月次で入力し、自分の担当する商談の売上を把握することができる
上記の様なことができることを、業務別のユースケースと共に紹介させて頂きました。
「行のグループ化と小計表示」の具体的な運用イメージを持っていただけたかと思います、ぜひご活用下さい!
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