導入事例

事例紹介インタビュー | 株式会社発研セイコー

1日1時間以上の作業時間を短縮!
複数の部署が関わる工程管理を「連動シート」でスムーズに

企画開発室 室長 久永智義様

導入前の課題

  • 作業内容の入力や変更のたびに、Salesforceへ一件一件入力するのが手間だった
  • 多段階なオブジェクト構造で作業情報を管理しているため、画面遷移が多く非効率だった
  • 各部署の進捗状況が把握しづらく、納期に向けての作業目処が立ちにくかった

導入効果

  • 変更が頻繁に起こっても、Excelのように一覧画面から入力や一括更新が可能になった
  • 連動シートで一画面に表示させて編集できるので、画面遷移を大幅に削減、作業効率もアップ!
  • 各部署用のシートを作成し、他部署の作業状況を確認できるようにしたことで、進捗の把握がしやすくなった

入力件数が多い時に一つ一つ入力するのが手間だった

- 御社の事業について教えて下さい

商業施設のLEDサインを中心に、イベントや展示会、オフィス、飲食小売店などの看板を製造・販売・施工しております。なかでも屋内に設置する小型タイプのサイン看板を得意としており、国内において他ではできない、クライアント様のブランドイメージを手伝う様なアートな部分でのサイン看板も製造できるのが弊社の特徴です。

- 「Mashmatrix Sheet」の 導入の経緯について教えて下さい

Salesforceを導入したのは4〜5年前です。それまでは、社内でそのようなシステムがなく、紙伝票を使用したりするなど、各営業担当が情報を抱え込んでいる状態でした。
また、通常ですとサイン看板はお店の建築内装の一番最後に取り付けるものなので、頻繁にスケジュールや納期、予算の変更などが起きるんです。多くの部署が関わって案件を進行していくため、変更がある度に紙伝票を作り直して印刷し配っていたりしましたので、それぞれの部署にさまざまな鮮度の情報が溢れかえり、どれが新しく正しいものなのかが分からなくなっていました。そこで情報の一元化を進めたいなと思いまして、Salesforceの導入を決めました。

Salesforceを導入し情報の一元管理を進めていたのですが、入力件数が多い時に一つ一つ入力することが手間になってきて、まとめてExcelみたいにデータ入力できたら便利だなと感じるようになりました。そこでAppExchangeサイトで検索し、Mashmatrix Sheetに出会いました。
まず、トライアルで自分なりに手探りで操作したのですが、Excelライクに見た目通りすぐに使うことができたので、とてもしっくりきたんです。これならすぐ活用できると確信しMashmatrix Sheetの導入を決定しました。

複数のオブジェクトでも一画面に表示し編集できるところが素晴らしい!

- 「Mashmatrix Sheet」を使ってみて、特に優れていると思った点はありますか?

複数のオブジェクトでも一画面に表示し編集できるところが素晴らしいです!Salesforceですと、どうしてもオブジェクトごとに都度画面遷移してから入力しないといけないのが大変でした。それが一画面で表示できるので、作業の時短に貢献できるな、というところですね。

以前に比べると1日に1時間以上は時短になりました!

- 御社の業務内容において特徴的に「Mashmatrix Sheet」が使われているところを教えて下さい

最初は営業での取引先分析として利用しました。取引先ごとに注文内容、業種別、受注状況、近年の受注額などを並べて一覧表示し分析しています。その時に、Salesforceで1件1件入力するのに比べたら作業が早いし便利!と感じたので、他の部署にも利用を拡大していきました。

今では、案件の工程・進捗管理、工数入力でも活用しています。
弊社では「レーザー」「板金」「施工」「配送」などの20近い部署を跨いでの作業工程があり、それを1つの伝票にオブジェクトをぶら下げる形で管理しています。新たに受注が入った場合は、各部署リーダーが作業内容を登録するのですが、その際には各ページに毎回飛んで一件一件登録する必要があったので、件数が多いと作業負荷となっていました。また、施工で外注する際の工数管理は、別にExcelで管理する必要がありました。

「Sheet」を導入してからは、ひとつの伝票に関連するオブジェクトを一画面に表示させて、作業内容をすぐに登録できるようになったので、非常に効率的です。以前に比べると大げさじゃなく、1日に1時間以上は時短になりました!ほんとうに連動シートがすごく便利で、ひとつの伝票に多くの作業数がぶら下がるので、パッと見られるようになりました。

また、各部署用のシートを作りその部署に必要な情報を連動表示させて、状況が把握しやすいようにしています。例えば「板金」は「レーザー」が前工程なので、レーザーの作業の進み具合、納期が分かると便利なんです。そういった形で各部署のリーダーがMashmatrix Sheetで進捗管理しています。

例えば配送部では、フェーズや配送期日ごとにシート/タブで表示し管理しています。また施工部では、連動シートで一画面から工数を入力し外注費を計上しています。見積時との費用比較もすぐできるようになりました。

あと、案件の詳細情報は、画像なども含めてQuipで確認できるようにしているので、Mashmatrix SheetにQuipのリンクを張り、iPadから各部署の全メンバーが見られるようにしました。工場内でもiPadから確認しています。別部署の作業状況も把握しやすく、納期に向けて滞りがないようにチェックしやすいので便利ですね。

見積作成時の商品登録を「Sheet」を使って効率化したいです

- 今後の「Mashmatrix Sheet」の活用方法について、考えていることはありますか?

見積作成時の商品登録を「Sheet」を使って効率化したいと考えています。現在は、Salesforce標準画面から商品を加えているのですが、組み替えたり同じ商品を1個ずつしか加えられなかったりと、手間がかかっているのでその部分を改善できたらと考えていました。あるとき、Mashmatrix Sheetで出来るのでは?と思いつき、テスト環境で取り組んでいるところです。

情報を一覧で見比べて一括で編集したい場合にとてもパワフル!

- 最後に、Salesforceユーザーの方へ「Mashmatrix Sheet」のおすすめポイントを教えてください

弊社で言えば伝票の内容ということになりますが、情報を一覧で見比べて一括で編集したい場合にとてもパワフルかなと思いますね。かなり時間が短縮できます。Salesforceのレポートを利用できますが、Mashmatrix Sheetは、オブジェクトをまたいで関連する情報をまとめて表示編集できるので、とても気に入っています。

- どうもありがとうございました!

会社名称: 株式会社発研セイコー

URL: https://www.hakkenseiko.jp/

事業内容: 金属/樹脂製サインとその関連製品の製造販売、板金加工部品の製造販売

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