商品ごとに請求のタイミングが違うため、オブジェクト構成が複雑化していました
- 御社の事業について教えて下さい
浅野:コンタクトセンター向けのシステムを主に販売しているSaaS系の会社です。チャットボット、有人チャットなどのノンボイス化と言われるシステムや、LINEによるセグメント配信、電話・音声ボットを自社開発し、月額課金型で販売しております。たとえばLINE上でお問い合わせを受けてオペレーターの方がチャットを使ってご返答するようなものがイメージしやすいかと思います。The Support Tech Companyとして、コンタクトセンターさんのお問い合わせの変革に役立つような運用面も含めたサポートをご提案しています。金融、自治体、インフラ、大手メーカーなど幅広い業種のお取引先でご利用頂いています。
- 「Mashmatrix Sheet」の 導入の経緯について教えて下さい
浅野:数年前まで販売チャネルは代理店やBPO事業者経由がほとんどで、2年前に私が着任した時は、直販チームはまだまだ売り上げ規模的にも弱かったんです。個人の経験や力量に頼った営業スタイルを定型化するために、1年半前にSalesforceを導入しました。しかし、商品の性質上、毎月一定の請求額ではなく、月額、カスタマイズ、従量課金などによって請求のタイミングが違ってくるため、オブジェクトの構成が複雑 になってしまいました。データの閲覧やメンテナンスがとても大変だと感じていて、そこを改善するために「Sheet」の導入を決めました。
Excelのように使えて、マニュアル化もしやすい!
- 「Mashmatrix Sheet」を使ってみて、特に優れていると思った点はありますか?
浅野:Excelのように使える ところですね。マニュアル化もしやすいので作ったシートを共有しておけば誰でも使える ので管理もしやすいです。
「時系列マトリックス変換」は、主に受注商品管理で月次発生するデータの把握等で活用しています。
セミナー参加者へ毎月約1000件程おこなっているコール実績の一括管理や有効コンタクト率の取得に活用!
- 御社の業務内容において特徴的に「Mashmatrix Sheet」が使われているところを教えて下さい
浅野:今年1月にインサイドセールスチームが発足して、毎月1000コール位しているのですが、そのデータメンテナンスに利用しています。月に4回開催しているセミナー参加者へのコール実績の一括管理や有効コンタクト率の取得に活用 しています。
また、インサイドセールスマネージャーは全体把握のためにかなり利用しています。マーケティング部門は「Pardot」を使用していますが、リード管理の目的で使用しています。それを見ながらTier判定にも使用して案件管理を行なっています。
営業の週次ミーティングでは受注予定日順に並べたりして、必ず「Sheet」を使っていますよ。
あとは既存顧客250社のアップセル・クロスセル管理や取引先オブジェクトでアプローチ状況も確認しています。
それからキャンペーンを行なった際のターゲット抽出や受注管理に利用するにはレポートより良い ですね。全体像を見ながら、どの項目で抽出しようかなという時に便利だなと思います。
- 今後の「Mashmatrix Sheet」の活用方法について、考えていることはありますか?
浅野:既存顧客が増えたので、そのフォローアップを手厚くやることが今期の課題となっています。現在MRR情報をSalesforce上で管理しているので、更に拡張して取引先ごとにどの製品をご案内できていないのか等を「Sheet」でも見られるようにしたい です。
あとは、Pardotの情報をリード、データごとにうまく連携させて一覧で管理することも考えています。
それから、リードタイムが長いお客様(受注までの期間が長いお客様)を「Sheet」で管理できたらいいですね。初回提案で活動が止まっていないかなどをレポートを組まずに連動シート等を活用し、案件管理をしていけたらと。
サブスクビジネスで複雑な管理会計をしている会社にはかなりオススメですね!
- 最後に、Salesforceユーザーの方へ「Mashmatrix Sheet」のおすすめポイントを教えてください
浅野:定価が1ユーザあたり1500円で比較的ライトなコストだったため、CFOへ導入提案しやすかったですね。
月額課金型サービスを提供している会社は売り上げ管理に困っていることが多いので、我々のようなベンチャーでSaaS事業をされている所にはかなりマッチすると思います。複雑な管理会計をしている会社にはかなりオススメ ですね!
- どうもありがとうございました!