Salesforceへ手軽にExcelデータを一括登録!
リード・取引先責任者での「氏名」項目が直接入力可能に

Salesforceでの「リード」オブジェクトや「取引先責任者」オブジェクトの「氏名」項目は、「姓」と「名」を連結した値が表示される編集不可項目ですが、Mashmatrix Sheet 29.0より編集が可能になりました。これによりMashmatrix Sheetを使って、ExcelデータをSalesforceに一括登録する際、「氏名」列の事前加工が不要となり、インポートがさらに手軽になりました。本記事では機能紹介と活用法についてご紹介いたします。

リード / 取引先責任者の氏名項目における直接編集のサポート

Mashmatrix Sheet 29.0より「リード」オブジェクトや「取引先責任者」オブジェクトの「氏名」項目の直接変更が可能になりました。データ入力時、スペース区切りによって「姓」および「名」を判別して保存します。なお、スペースは半角全角どちらでも同様に認識します。

  • Release 28.0以前に作成された列の場合は再び列として新しく作成する必要があります。
  • 姓、名の順番はユーザのロケール(地域)設定に依存します
  • スペースが空いていない場合は「姓」と認識されます。

【活用方法】Mashmatrix Sheetを使って、ExcelデータをSalesforceに一括登録する際、「氏名」列を「姓」「名」列に分けずに、そのまま登録可能に

展示会やオンラインセミナーを開催した際、来場者リストとして「リード」や「取引先責任者」情報をExcelデータ(csv)で提供されることは多いと思います。その際、リストの名前情報が、「氏名」(「姓」「名」が連結している)になっている場合に、Salesforceに登録するためには、「姓」「名」に分ける必要がありました。

今までは上画像のようなリストをもらった場合、「氏名」を「姓」「名」に分ける作業が必要だった。

しかし、今回のアップデート機能を活用すれば、Mashmatrix Sheetを使ってExcelデータを登録(転記)する際、「氏名」データのまま登録すれば、自動的に「姓」「名」を判別し、分けた形でSalesforceに登録できます。つまり、今まで必要だったExcelデータの事前加工は必要ありません。では実際にやってみましょう!

※Mashmatrix Sheetの機能を使うことで、データローダやデータインポートウィザードを使わなくても、Excelデータをコピペ転記のみで一括登録が可能です。操作方法は以下のリンクをご参照ください。

【Salesforceへのデータインポートを最速で!データローダを使わず一括登録しよう】
https://www.mashmatrix.co.jp/blog/20180726-dataloader-1-html/

操作方法

1.Salesforceに取り込むExcelデータを用意する

今回は「取引先責任者」リスト(下画像参照)をMashmatrix Sheet を使ってSalesforceに一括登録します。

Excelにある名前情報は「氏名」として表示されており、「姓」「名」で分かれていません。(氏名の苗字と名前の間は半角スペースで区切っています)

2.Mashmatrix Sheetのシートを表示し、項目列の並びをExcelと合わせる

Excelの列とMashmatrix Sheetの項目列の並びを合わせます。

また、今回の例では「氏名」項目をそのまま登録すれば、「姓」「名」項目に自動的に苗字と名前を分けて登録されることを検証するので、分かりやすいようにシート左端に「姓」「名」項目を表示しておきます(下画像参照)

Mashmatrix SheetのExcel取込画面(取り込みたいExcelの項目列と順番を合わせる)

3.Excelデータ(取引先責任者)をコピーして、Mashmatrix Sheetのシートにペーストする

まず、Excelデータを範囲指定してコピー(Ctrl+C)し、シートの「氏名」項目1行目の(+)ボタンをクリックします。次に「+新規行を追加 」をクリックし、そのままペースト(Ctrl+V)します。

シートに取引先責任者のデータが転記されました(下画像参照)。この状態ではまだデータは保存されていません。(「姓」「名」列にも何も入力されていません)

4.「保存」をクリックし、「姓」「名」が分けて登録されるかを確認する

では、最後に画面右下にある「保存」ボタンをクリックし、Salesforceにデータを登録してみましょう。「姓」「名」列にデータは自動入力されるでしょうか…!?

↓↓↓

「姓」「名」列にデータが正確に入力されています。

「氏名」項目を登録することで、自動的に「姓」「名」を判別し、苗字と名前を分けた形でSalesforceへ登録が完了しました。

まとめ

本記事では、新しく追加された「リード/取引先責任者の氏名項目における直接編集のサポート」機能についてご紹介致しました。

Salesforceに展示会などで取得したExcelリストを登録する機会がありましたら、ぜひ本機能をご活用してみてください!

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